・宝石の研磨(リカット)とは・リカットをする方法・リカットをした方が良い場合、しない方が良い場合・リカットが出来ないものも ・宝石の研磨(リカット)とは宝石の研磨(リカット)とは、石の表面に小傷や欠けがあった場合に円盤状の研磨機で石を磨く作業の事です。・リカットをする方法石に特殊な接着剤を用いて工具に固定し、研磨をしていきます。接着が乾くまでに時間を要する事と、石の表裏とも磨く場合はその作業が2回…
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・本物か偽物かわからない場合・鑑別(鑑別書とソーティング)・鑑定(グレーティングレポート)・持っているジュエリーの石が本物かどうか分からないジュエリーリフォームをお預かりする際、「親から譲り受けた指輪だから、付いている石が本物かどうか分からない」といったご相談を受けることがあります。私たちスタッフがルーペ等を使って判断できる場合もありますが、宝石の鑑別機関に依頼して、分析器などを使用してその道の…
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-真珠の種類について-真珠ネックレスのメンテナンスについて-フォーマルシーンのパールジュエリー-真珠ネックレスの長さについて-真珠ジュエリーの保管方法 真珠の種類について 一般的に真珠というと、白と思われがちですが、実に様々な色があります。基本的に真珠の色は、生み出した母貝に影響を受けます。真珠を生み出す母貝は多くの種類があり、あこや貝、白蝶貝、黒蝶貝、マベ貝、池蝶貝などなど。珍しいところでは、あ…
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ガーネットの和名は、柘榴石。ガーネットの結晶が柘榴の実を思わせることからつけられた名です。石言葉は、友愛・真実・繁栄。また、中世の騎士は、身代わりの血として自身に傷がつかないと信じガーネットを身に着けていました。ガーネットの特徴は、多種多色であることです。化学組成や色の違いから、大きく分けると2種類でそこからまたさらに枝分かれし、16種類ほどに分類されます。色においては、赤・暗褐色・オレンジ・グリ…
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10月の誕生石、「オパール」。もうひとつの誕生石は「トルマリン」。トルマリンの特徴は何といってもその多色性。それこそ、思いつくすべての色合いと言っても過言ではないほど、様々な色のトルマリンが存在します。主にカラーによってその名が付けられているものが多く、代表例としてはインディゴライトやピンクトルマリン、ルベライトなど、他に色の出方によってウオーターメロンやバイカラートルマリンと呼ばれるものもありま…
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言わずと知れた宝石「サファイア」。その美しいブルーの石はダイヤモンドやルビーなどと同様に誰もが知るジュエリーではないでしょうか?サファイアの語源は「青い石」からの由来ですが、実はサファイアには様々な色調があることをご存知でしょうか?サファイアの鉱物名は「コランダム」。同じコランダムであるルビーとは兄弟のような関係です。赤い色調を持つサファイアの中でより赤が濃くなるとルビーと呼ばれます。清楚で深い色…
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「太陽の石」と呼ばれる、オリーブグリーンのジュエリー、ペリドット。8月の誕生石です。中世の、灯りに乏しい時代の夜でも鮮やかなグリーンに輝いたため「夜会のエメラルド」とも呼ばれています。鉱物学的には、橄欖石(かんらんせき)の中で宝石として扱われるものがペリドットです。橄欖石の語源はカンラン科の植物のオリーブを指します。ペリドットは稀に地球に落ちた隕石の中からも発見され、その由来から宇宙のパワーと神秘…
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真珠をルーペで見たことはありますか?当時入社したての新人だった私は、覚えたてのルーペの使い方をあらゆるものに向けて観察していました。初めて真珠表面にルーペを向けて見たとき、乳白色の中には奥深い虹色の世界が広がっていて大いに感動したものです。鉱物の宝石とは違い、生き物の貝から生まれた宝石、真珠。その真珠層は単一ではなく複雑な色合いの集まりだったのです。何か異物が体内に入ってしまったり、また人工的に核…
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宝石をセッティングしたジュエリーにはどんなアイテムにも必ず「石留め」と呼ばれる技法が用いられます。ジュエリー業界では分業が主体で、デザインする人、宝石を研磨する人、枠を作る人、石を留める人、メッキ加工をする人などなど、専門クラフトマンがおり、最初から最後まで全部一人のクラフトマンが作業することは稀です。中でも石を留めるクラフトマンには高い技術が必要とされるため、長年石留め一筋という方も多くいらっし…
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