ジュエリーリフォーム専門店【ジュエリー服部】 | ルーペの使い方について - ジュエリーコラム

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ルーペの使い方について

2021/07/26
ルーペの使い方について

ジュエリーを観る時に、私達はよく10倍ルーペを使います。
出来上がった品を点検するとき、お客様からお預かりするとき、クリーニングをするときなどなど。

おそらく、一日に数十回は使うのではないでしょうか?
目の前でルーペを使っていると、中にはご興味深げに「私にもそれで見せてください」とお願いされるお客様もいらっしゃいます。

一般の方はルーペを使うことがあまりないせいか、初めからピタッとピントを合わせることのできる方は稀です。
よくあるのはルーペを目から離して対象物に近づける方。

ルーペは虫眼鏡と違い、目に当てて使用します。
ルーペを利き目にあて動かさず、反対の手で持った対象物を徐々にルーペに近づけていくと、どこかでピントの合うポイントが見つかります。

「ルーペを利き目に当てる」ができればすっとピントを合わせられる方も多いのですが、なかなかピントの合わない方もいらっしゃいます。

まず「私の利き目はどっち?」から始まって、目に当てるという動作にぎくしゃくしてしまうようです。


その方の「利き目」とはどちらなのか?簡単にわかる方法があります。
最初に目の前に1本指をたて両目で見ます。次に、片目をつぶってその指を見ます。逆側も同じように。
そのようにして、両目で見た時と、指の位置があまり変わらない方が利き目です。

だんだんと対象物を利き目に当てたルーペに近づける時、あまり遠すぎるところから始めるとなかなか難しいもの。5センチ位のところからスタートするとわかりやすいかもしれません。


ルーペは狭い視野の中で見る道具。
この仕事に就いたばかりの当初、ルーペで見る世界が面白く何でもかんでもルーペで見ていましたが、ある時自分の指を見てびっくり!こんなにささくれ立って汚れてるなんて。
それからは指先も綺麗にすることを心がけています。

見てなかったときには気が付かなかった世界。
目から鱗が落ちる、とはこのことかと驚いたものです。

新人の私に、ルーペの使い方を教えてくれた先輩のひとことも忘れません。
「ルーペを使うことができればジュエラーとしてひとまずスタートラインに立てましたってことよ。これが使えなければ話になりません」と。


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