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指のサイズの計り方

2021/10/01
指のサイズの計り方

リングをオーダーするとき、商品を購入するとき、お持ちのリングをサイズ直しに出すとき、指のサイズを計ることになります。

毎日着用する靴や洋服のサイズについてはご自分が一番わかっていらっしゃると思いますが、意外とリングのサイズについては計らないとわからないものです。

そこで今回はサイズを計るときのコツやジャストフィットとはどんなことか?についてお話します。

まず計る道具は、サイズゲージと呼ばれるリング状の計測器具です。

サイズゲージは1番小さい1号から、ほとんどのゲージで30号までのセットになっています。
1号と2号の内周の違いは、わずか1㎜。
例えば、12号の内周は52.4㎜に対し、13号の内周は53.4㎜です。
ゲージは1号単位のリングになってますが、中にはハーフサイズ専用のゲージもあります。

サイズを計るときに、実際にリングゲージに指を通して、入る、入らないをみていくわけですが、たとえば、13号ではなんとなくゆるく感じるけれど12号ではきつく感じるという事があります。
その場合は12.5号を試してみるとピッタリとする、ということがよくあるのでハーフサイズをご用意しております。
内周0.5㎜の違いでもフィット感が違います。

このフィットするという感覚も、初めてサイズを計る方にはどういう感じがフィットする、というのかわからないという方もいらっしゃいます。
とりあえず指に入るので、これが私のサイズ、ということではありません。
フィット感についてはいろいろな見極め方がありますが、私が実践しているジャストフィットサイズの見極め方をご紹介します。

まず、指に入ったときのリングが横方向においてまっすぐかどうか?
隣同士の指の付け根は厳密には同じ高さではないので、リングが指よりも大きい場合、入ったリングが傾いて見えます。
また、リングを通した指のお隣り、たとえば中指を計っている場合その隣の指の薬指やひとさし指にリングが当る感じがしないかどうか?当たる感じがする、という場合もその号数では大きいということになります。

次にリングをはめてみて手をグーの形に握ってみます。
指にリングが食い込む感じがする場合は、その号数では小さいということになります。
また、指に入るけれどもリングの部分がぎゅっと縛ったように見えるのもその号数では小さいということになります。

サイズの合わないリングをしていると後々困ったことになります。
例えば、リングが実際のサイズよりも小さい場合、体調の変化で抜けなくなり、最終的にリングをカットすることになる、ですとか、長年小さいサイズのリングをはめっぱなしにしていたが故に指のその部分だけ細く変形してしまった、ですとか、逆に大きい場合はリング自体の変形や変形が原因の石外れを引き起こします。

フィットしていないリング程、気になるものです。

もうひとつ、ジャストフィットのサイズを見極めるコツは、できれば1日に何回か、計ってみることです。
個人差がありますが、人によっては朝と夕方で1号以上違う方もいらっしゃいます。
また、季節によってもサイズが変わる場合があります。一般的に夏には気温と湿度の影響で指のサイズは大きくなりがちです。反対に冬には寒さで縮こまりサイズが小さくなることがあります。

理想を言えば、夏と冬2回計ってみるのがよいのですが、そこまでは大変ですね。
でも、時刻によっても季節によってもサイズが変わる、ということがわかっていれば、急にリングがきつくなってビックリされることも無いと思います。
迷ったときには、この指輪はどの季節に頻繁にするかしら、という基準で考えてもよいかもしれません。



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