3月の誕生石「アクアマリン」「サンゴ」「アイオライト」「ブラッドストーン」
青空の下に輝く海のキラキラとした透明な水を思わせるアクアマリン。
その清純なきらめきに心奪われる方も多いのではないでしょうか。
アクアマリンの和名は藍玉もしくは水宝玉。
鉱物的にはエメラルドの仲間、ベリル(緑柱石)です。
石言葉は、聡明・幸福・勇敢・富。なんとも頼もしい石ではありませんか。
アクアマリンのうち特に青が濃いものを、
かつての産出地であったブラジルのサンタマリア鉱山にちなんで
「サンタマリアアクアマリン」と呼ぶことがあります。
また他に、アクアマリンキャッツアイと呼ばれる、シャトヤンシー効果の出る
たいへん珍しい石もあります。
これはアクアマリン原石に含まれるインク―ジョン(内包物)が規則正しく結晶構造に対して
平行に密集している場合にのみ、カボションカットを施すことで現れるキャッツアイ効果です。
また、他の3月の誕生石である「サンゴ」。
こちらは別の回のコラムで詳しくご紹介させていただいているので、
今回は、2021年12月に63年ぶりの改定により追加された
3月の誕生石「アイオライト」「ブラッドストーン」について記載します。
まず「アイオライト」。
和名は菫青石。その名の通り、すみれ色です。
主にスリランカ、ミャンマー、インド、マダガスカルなどで採掘されます。
俗称としてウオーター・サファイアとも呼ばれる所以は、
上から見るとサファイアのようなブルー色が、90度方向から見ると水のように透き通って見えること。
中には、アベンチュレッセンスと呼ばれる、キラキラしたインクルージョンを含むものや、
キャッツアイ効果を持つものもあります。
石言葉は、貞操・道を示す・徳望。
一般的に販売価格はリーズナブルでパワーストーンとして人気があります。
次に「ブラッドストーン」。
和名は血石や血玉石。別名、ヘリオトロープ(Heliotrope)。
ブラッドストーンは濃い色のジャスパー(碧玉)に血のような赤い斑点模様が入った石です。
その様から和名が付けられたのでしょう。
その歴史は古く、ギリシャ神話にも登場する宝石です。
主な産出地は、インドです。他に、オーストラリア、ロシア、アメリカなどでも産出されます。
石言葉は、勇気・救済。
古くから、血液を元気にする、血液の循環を高めるなどと言われ、女性の出産のお守りとしても良いとされてきました。
今回は3月の誕生石、「アクアマリン」と「アイオライト」「ブラッドストーン」についてお話しさせて頂きました。
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