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宝石のリカットについて

2024/11/06
宝石のリカットについて

・宝石の研磨(リカット)とは
・リカットをする方法
・リカットをした方が良い場合、しない方が良い場合
・リカットが出来ないものも



・宝石の研磨(リカット)とは

宝石の研磨(リカット)とは、石の表面に小傷や欠けがあった場合に
円盤状の研磨機で石を磨く作業の事です。


・リカットをする方法

石に特殊な接着剤を用いて工具に固定し、研磨をしていきます。
接着が乾くまでに時間を要する事と、石の表裏とも磨く場合は
その作業が2回必要になる事、さらに研磨をする工程まで含めると
リカットには時間を要する事が想像していただけると思います。



・リカットをした方が良い場合、しない方が良い場合

「今のままでは大きすぎるから」「表面に傷があって輝きが弱くなったから」「好みの形にしたいから」
など、ご相談の内容は様々です。

宝石の研磨を行う場合、枠から外して石の状態にする必要があります。
そのため、ジュエリーリフォームを行う際に枠から外したタイミングが研磨を行うのに都合が良いです。

譲り受けられたジュエリーですと、長年ご愛用なほど、石にダメージがある場合が多いです。
表面にだけ小傷があるような場合、
表面についた小傷を取る場合、研磨費用は12000円~になります。

小傷には、今後ご使用になるにあたって、そこから傷が深くなって、最終的に割れるリスクがある場合や
美しさには影響があるけれども、石の耐久性にはそれほどリスクではない小傷もあります。
お金をかけて、石を小さくする加工になるので、慎重な判断が必要になります。
その宝石に対する思いや、お使いになられるアイテム(リングなのか、ネックレスなのか)、
研磨後にどの位印象が変わるか、といった事を総合的に判断してアドバイスさせていただきます。


石の研磨後、元の枠に留め直す場合は注意が必要です。
わずかでも石の寸法が小さくなるため、もとの石座に納まらない可能性が出てきます。
研磨の職人、石を留める職人、複数の職人による判断が必要になります。



・リカットが出来ないものも

宝石の研磨は、ダイヤモンド、パール、コハクなど、当店では出来ないものもいくつかございます。
また、研磨する事によって、宝石に大きなダメージが残る可能性がある場合等、事前にご相談をしながら
お断りさせていただく場合もございます。



ジュエリーリフォーム専門店『ジュエリー服部』では、こうした宝石の研磨、リカットのご相談もお受けしております。
ジュエリーリフォーム実績2000件以上の経験から、
お客様に最適なジュエリーリフォームのご提案をさせていただきます。お気軽にご相談ください。

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