青空の下に輝く海のキラキラとした透明な水を思わせるアクアマリン。その清純なきらめきに心奪われる方も多いのではないでしょうか。アクアマリンの和名は藍玉もしくは水宝玉。鉱物的にはエメラルドの仲間、ベリル(緑柱石)です。石言葉は、聡明・幸福・勇敢・富。なんとも頼もしい石ではありませんか。アクアマリンのうち特に青が濃いものを、かつての産出地であったブラジルのサンタマリア鉱山にちなんで「サンタマリアアクアマ…
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宝石の留め方で、石の見え方や全体の印象が変わります。例えば、より石の美しさを強調する「爪留め」。これは主に中石といって主役の石に使われる留め方です。それに対し、主役を引き立てる脇役の石には、「彫り留め」という留め方を用いることが多々あります。高さを出さずに地金の部分に彫り込んで留める「彫り留め」。主役の石の邪魔をしない、一歩引いた佇まいと言っても良いでしょう。高さがでない分、出っ張りがなく、リング…
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宝石にはカッティングによっていろいろな形に生まれ変わります。今回は、ダイヤモンドのカットの種類をご紹介します ラウンドブリリアントカット 17世紀にヴェネツィアで原型が考案され、1919年にダイヤモンド加工業の名門トルコフスキー家の一員マルセルトルコフスキーがダイヤモンドの反射・屈折率といった光学的特性を数学的に考慮して最も美しく輝く型を理論的に見出し、各切子面(ファセット)の形状や角度を算出した…
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日本の方はプラチナジュエリーがお好きです。昨今の金高の影響で、オーダージュエリーにもホワイトゴールドではなく、プラチナを選択する方が増えています。以前でしたら、プラチナよりもホワイトゴールドの方が2,3割も安かったのですが、今のこの金の高値で、比重の重いプラチナを使ってもゴールドと同じ値段で作れるのも理由のひとつのようです。プラチナや金は、純度100%ですと柔らかく、身に着けるアイテムの素材として…
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昨今の断捨離流行りで、使っていないジュエリーの処分をお考えの方も多いようです。そんなとき、処分するものと手元に残して置くものとを仕分けする作業はどうされていますか?お勧めの方法は、まず全部のジュエリーを、今現在毎日頻繁に使っているものも含め一堂に集めることから始めます。ここが結構、面倒くさいという方もいらっしゃるかもしれませんが、まずはこれがスタートライン。そして、ここから本物とコスチュームジュエ…
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ネックレスやペンダントは、体形やファッションに左右されやすいアイテムです。特にネックレスの長さは、体形によって似合う、似合わないがあるとお感じになる方も多いと思います。もともとは、社交界での装いルールから、シーンによってネックレスの長さが決められていました。例えば、首回りにぴったりとする約35㎝~40㎝の「チョーカー」や、約40~45㎝の「プリンセス」。これは、日常のシーンで身に着けるネックレスで…
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リングをオーダーするとき、商品を購入するとき、お持ちのリングをサイズ直しに出すとき、指のサイズを計ることになります。毎日着用する靴や洋服のサイズについてはご自分が一番わかっていらっしゃると思いますが、意外とリングのサイズについては計らないとわからないものです。そこで今回はサイズを計るときのコツやジャストフィットとはどんなことか?についてお話します。まず計る道具は、サイズゲージと呼ばれるリング状の計…
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