ダイヤモンドネックレスのリフォーム
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ダイヤモンドネックレスのリフォームをお預かりしました。
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爪が大きい作りのペンダント。お母さまから譲り受けられたダイヤモンドペンダントだそうです。当時は爪が大きくしっかりと留められたデザインが流行していました。お母さまの思い出とともに普段から身に着けたいというリクエストでしたので、シンプルなデザインにリフォームすることに。6本の繊細な爪でセットしたスタンダードなデザインで、いつも身に着けている事ができます。デザインは変わりましたがお母さまが普段から身に着けていたダイヤモンドを再び楽しむことが出来るようになりました。
お母さまから譲り受けたジュエリーをリフォームされる方が増えているように感じます。「石が大きくて、今の私には似合わない」「デザインが古くて、普段身に着けられない」など、ご相談の内容は様々です。今身に着けやすいデザインをご提案してリフォームをお勧めすることもありますが、作りが秀逸で壊してしますのがもったいない、10年後・20年後にはそのままで楽しめるジュエリーだと思ったら、リフォームをしない方が良いとお伝えすることも。大切なのは、受け継がれた宝物を活かしてあげることだと思います。お母さまが譲ってくれたジュエリーを身に着けて、家族史として大切にされることが、そのジュエリーの価値をさらに高めてくれると思います。