立爪デザインのダイヤモンドリングをミルグレインセッティングデザインへリフォーム
立爪デザインと呼ばれる婚約指輪をミルグレインセッティングデザインへリフォームしました。
婚約指輪として活躍してくれたダイヤモンドリング。6本の爪でセットしたタイプは良質なラウンドカットダイヤモンドをきれいに見せるシンプルかつフォーマルなデザインです。ご友人の結婚式の時や、お子様の入学・卒業といったハレの場で活躍してくれたと思います。そういう時期がひと段落すると、今度はデイリーな場でも活躍してくれるデザインのほうが使いやすいかもしれません。洋服などのお好みが変わるように、ジュエリーも少しずつデザインを変えて、今身に着けたいデザインへリフォームされてみませんか?今回はミルグレインセッティングと呼ばれる、地金でツブツブを作ってダイヤモンドの周りを華やかに飾る留め方に仕立て直ししました。アーム部分にはメレダイヤを用いて光が連鎖するように。細めのアームにすることでメインのダイヤモンドを大きく見せます。ダイヤの側面にも小さなメレダイヤをミルグレインセッティングで留めて遊び心を演出しました。
ミルグレインセッティングにも色々な工法がありますが、当店が得意とするミル留めは、専用の工具を使用して一粒一粒手作業で地金を丸く仕立てています。石をセットしてから、石と地金のギリギリのところまでを強い力を加えて地金を丸くするには高い技術が必要になります。
爪留めと違い、繊細な洋服等に引っかかることもなく、また華やかさを演出してくれる留め方です。