エメラルドリングをペンダントヘリフォーム
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エメラルドリングをペンダントヘリメイクしました。
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ダイヤモンドで取り巻かれたデザインのエメラルドリング。譲り受けられたジュエリーという事で、もっと普段に楽しめるデザインへリフォームをご希望でした。エメラルドを横向きにセットして、両脇をミルグレインセッティングで挟み込みました。爪留めと違い繊細な洋服等に引っかかる心配もなく、華やかな印象に仕立てあがります。エメラルドの部分はプラチナで、チェーンはピンクゴールドで仕立てました。良質なエメラルドの色を引き立たせつつ、首周りをやさしい色合いのピンクゴールドにすることで、少し身に着けやすくなったでしょうか。残ったリング枠はお引き取りさせて頂きました。
譲り受けたジュエリーをリフォームやリモデルされる方が増えているように感じます。「石が大きくて、今の私には似合わない」「デザインが古くて、普段身に着けられない」など、ご相談の内容は様々です。今身に着けやすいデザインをご提案してリフォームをお勧めすることもありますが、作りが秀逸で壊してしまうのがもったいない、10年後・20年後にはそのままで楽しめるジュエリーだと思ったら、リフォームをしない方が良いとお伝えすることも。大切なのは、受け継がれた宝物を活かしてあげることだと思います。譲り受けられたジュエリーを身に着けて、家族史として大切にされることが、そのジュエリーの価値をさらに高めてくれると思います。