リングからダイヤモンドが外れてしまった修理
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リングからダイヤモンドが外れてしまった修理をお預かりしました。
脇にセットされていたダイヤモンドが外れてなくなってしまっています。ペアシェイプカットと呼ばれる、洋ナシ型の変形カットが外れてしまいました。逆側のダイヤを参考に、同グレード、同サイズのダイヤを用意して留め直ししました。今回かかった費用は20,000円でした。
ダイヤモンドのカットにはラウンドカット、ペアシェイプカット、マーキスカット、スクエアカットなどなど色々ありますが、70~80%位はラウンドカットが流通していて、今回のような変形カットのダイヤを合わせるのはちょっと大変です。また、ただ留め直すだけでなく、外れてしまった原因を考えて、補強したほうが安心して使えるようになるならその旨ご提案します。
出来ればもう外れることなく、ずっと楽しめればいいのですが、3点で留められたペアシェイプダイヤはどうしても外れてしまうリスクが高いです。たとえば、指に対してリングサイズが合っているか?(サイズが合っていないとリングの変形につながります。変形すると、爪が上がってしまう恐れがあります)、洋服によく引っかかっていないか?(洋服等に爪が引っかかると、爪が上がってしまします)などがあります。
そのリスクを下げる方法の一つに、ジュエリー専門店で定期的にチェックしてもらう事をお勧めします。私たちは、ジュエリーを拝見すれば、不具合箇所を見つける事ができます。もし石が緩んでいたら石が外れてしまうリスクや、石が動くたびに爪とこすれ合い、研磨キズができるかもしれないことをお伝えします。石がなくなる前に修理ができたらコスト的にもお安くメンテナンスする事ができます。
他店でお求めになられたジュエリーもメンテナンスさせて頂いております。どうぞお気軽にご相談ください。